そぼくなぎもん

最近、editaというコミュニティの質問コーナーにハマっています。
自分が普段抱いている何気ない疑問に対し他人がどういう意見を持っているのか、どんな目で物事を見ているのか、という事は非常に興味深い事柄です。



http://community.edita.jp/my_q_show/q-47d41a1137f76

このように自分の質問に対し、ユーザーの皆さんが解答してくださった結果がグラフになって現れます。


これは『外食してて料理から出てきたら最も許せない異物は何ですか?』というアンケートの結果です。
そりゃ、食い物から異物が出てきたら何であろうとあまりいい気持ちはしませんがよほどの物でなければお店の人に苦情を言って新しいのと変えてもらったりして我慢するワケです。しかし、この場合『最も』ですから、最早そんな穏便な解決法など望めないほどに許せない、見た瞬間に卓袱台ひっくり返す勢いでブチ切れるほどの異物は何か?というニュアンスです。

これは当初の予想通り圧倒的に虫関係と答えた方が多かったようです。
実際おでも食い物から出てきて一番嫌悪感を覚えるのは虫です。これが出てきたらもうその店では一生食事しません、というかできませんね。そこへ行くたび記憶が蘇って飯が喉を通らないでしょうね。他は、汚物や毒物でなければ笑って済ませられるとおもいます。その料理を食い続けるかどうかは別として。
まあ、強いて言えば一番困るのは最初から混入されていたのではなく食ってる最中に虫が飛び込んできた場合です。さすがのワタクシも、最初から入ってたことにして文句を言ったり、店内を虫が飛び回っているのが悪い!などと言いがかりをつけたりできるほど特定市民ではないです。

驚いたのは『特にない。全て食す。』と答えた方が3人もいた事ですね。この選択肢はおで的にはクイズダービーで言うところの2枠、世界不思議発見で言うところの野々村真枠のつもりで加えたのですが、やっぱり世の中は十人十色なんですね〜。と今更ながら痛感します。

注目すべきは『毛(ほぼ真っ直ぐ)』と答えた方のコメントです。例えば「基本的事項」というコメントは「このくらいの基本的な注意を怠っているようではこの後何が出てきても全然おかしくない。従ってこのボーダーラインを譲ることはできない。」というような意味合いと捉えるべきでしょうか、真意はわかりかねますがそう思う人もいれば「他は笑いになるけど、普通の毛は・・・おもんない」という理由でこの選択をした人もいるワケです。こういう考え方は、好きですw
つまるところ、同じ選択肢を選んだ人ですら決して同じ価値観ではないと、世の中十把一絡げにはできないことのお手本のようです。

質問の結果自体も興味深いですが、何より楽しみにしているのは回答者の一言コメントです。なので、できるだけコメントを残してもらえそうな質問と選択肢を意識してはいますが『その他』の選択肢を選んだ方は高確率でコメントを添えてくれるのでいつも最も注目するのは『その他』の回答です。

その他だからと言って少数派だとは限らないのがこの質問コーナーの特徴でもあります。
例えば「異物はまだ許せるけど、許せないのは接待力のなさじゃないの?!」という回答は即ち異物は許せるのだから大きく分類すれば『特にない。全て食す。』派と考えてもよいかと思われます。
その他の意見で多かったのが「全て許せない」という意見。まあ、『最も』と問うても当然そう言う人もいるだろうと予測はしてましたが、意外と少なかったですね。
しかし、やはり一番のお楽しみは超少数派のマニアックな回答です。

ここでおで的心に残る少数意見TOP3を発表したいと思います。誰も求めてないだろうけど発表したいと思います。

3位:入れ歯

ジジババが細々と営んでる定食屋とかラーメン屋ではありそうな展開です。でも、ジジババ相手じゃなんだかかわいそうで文句が言いづらいですw



2位:上記のも嫌だし、ご飯にジャリッと小石が入っている事も嫌だ

このシンプルかつマニアック度の高い回答には芸術性すら感じます。



1位:行方不明だった父

これは、完全にネタですね。人によっては「バカにしてる」と思われるかもしれませんがおでは好きですね、こういう遊び心のあるやりとり。
この方は、すぐにでもネット大喜利でいいトコロまで行けると思います。



掴みの質問はそんなカンジです。ですが、何と言っても共通性のある話題で最も盛り上がるのは「誰々が好き」みたいな話か、他人の悪口ですw
そこでこんな質問もしてみました。

http://community.edita.jp/my_q_show/q-47d5c7393600b


結果的には『コメントしながら自分自慢』と『常に上から目線』が僅差でトップを争い、その後を『いちいち全て否定的』が追うカタチになってます。意外にも『反社会的』という意見は少なかったですね。やっぱりウザさとは相手の思想よりも行動の方に感じるモノなのでしょう。
というか逆に言うと、コメントしながら自分自慢する人や 常に上から目線で物を言う人がそれだけ多いという事なのかもしれないですね。
おで的には1〜3までは全てウザいですw反社会的な書き込みは度を越してなければ特に何とも思いません。テロ予告とか殺人予告とかは困りますがw

しかし、皆さんブログを運営してるワケですしこういう質問はなかなか答えづらいですよね。
だからこそ聞きたい、という思いが一層強いワケですが、残念ながら『その他』以外を選んだ方はほぼ全員ノーコメントですw
それでも、一応答えてくださっただけでも感謝したいです。

それでは注目の、おで的心に残るコメントTOP3です。誰も注目してないでしょうが発表です。


3位:全部あるが(苦笑)逆に我が身が余所様でそうではないか反省する【その他】

とてもよくわかります、その気持ち。誰かをウザいと感じるたびに自分もそうかもしれないと思ってどんどんコメント無精になってしまうのです。


2位:いつもコピーぺであしコメ。記事も読んでいないような人【その他】

昔、ネットを始めて1年くらいの頃『足跡ペタリ』『お初カキコ』といったモノが大きく物議を醸した時期があったんですが、今もそんな文化が残ってるんですね。ビックリです。ちなみに、同時期に多く見られた『素通り厳禁サイト』も物議を醸したんですが、最近になってこれと似た習慣がミクシイィ内で横行してる、という話は何年か前に聞いた事があります。どちらにしてもいちいちマトモに相手できないですね。


1位:アンタのことは聞いてませんから【コメントしながら自分自慢】

すごいです。ワタクシもまさにそう思います。ノーコメントの嵐の中、一筋の輝く流星を見たような気持ちです。
ここまでハッキリ言われると逆に気持ちいいです。尊敬に値します。



このように楽しいコメント欄ですが、中には質問の意図そのものを根底から否定する、或いは一歩間違えば質問コーナーの存在意義をも否定するかのような意見もチラホラ出てきます。「もし〜〜したら・・・みたいな話は嫌い」「そんな事きいてどうするの?」「それが何?」とかね。設問の趣旨からは外れますがそれも一つの意見ではあります。あまり、人間的な興味はそそられませんがw

ま、そんな事はどうでもいいですが、

なんて言うか、こういう何気ない短いやりとりの中にこそ真の人間性が垣間見えるような気がします。
そこで出されている質問や回答欄のコメントを見ると気が合いそうな人かそうじゃないかも何となくわかるので交流する際の指針としても参考になるかと思います。

このコミュニティはスプログの登録が非常に多いので読みたいブログを探すのも一苦労です。しかし、こういうトコロでおもしろい質問やコメントをしている人がいると、この人のブログを読んでみたいな、という気持ちになります。無論、その逆も然りですがw