大人の対応

今日はまたしてもgooランキングの「しまった!」と思う瞬間ランキングから、そのシマッタ感をうまくやりすごす方法を色々と模索してみたいと思います。


ラーメンの調味料の袋を勢いよくあけて、中身がすべてこぼれた時

 おでほどの慎重な性格であればこんな事は滅多にないのですが、スナック菓子の袋なんかでは時々やってしまいます。チューブ入りのモノのフタが固まってなかなか開かない時などに開いた拍子に中身が飛び散ったり、そんな程度です。

 こんな時は手近にある調味料で全く新しいオリジナルラーメンを作ってみるのも悪くない。だが、この際ゆで汁と麺も全てぶちまけてダイナミックラーメンとシャレ込んではどうだろう。後の事を考えると普段は到底できない芸当だがどうせスープの素がこぼれてしまったのだから何も気にする事はない、思いっきり床に顔をこすりつけ心行くまでラーメンをすする事ができるのだ。こんなチャンスはめったにない。そんな逆転の発想が、人生には必要不可欠だ。


大事なものを捨ててしまった時

 おでほどの慎重な性格でもこれはよくあります。とにかく捨て魔なのだ。PTAのプリントとか町内会のお知らせとか手紙類とかとにかく邪魔だと思ったら何でも捨てずにはいられない。それらの邪魔なモノと一緒に大事なモノまで捨ててしまう事もしばしばだ。

 こんな時はその大事な物と自分や家族の命、どちらが大事か考えてみましょう。大抵の場合自分や家族の命よりも大事な物などないと思うので捨ててしまった物もそれほど大事ではなかったように思えてくるに違いないです。大体の物はなければないでどうにかなるモノです。それでも納得がいかなければ思い切って家に火を放ってみてはいかがだろう。全てを失った苦しみに直面し、たった一つや二つの大事な物など大して大事ではなかったと思えてくる事請け合いです。



汚してはいけない書類にコーヒー等をこぼした時

 大切な書類のそばで飲み食いをするなんて危険予測のできない人間、即ち馬鹿のする事です。自業自得というヤツです。

 普通ならどうにか書類を作り直すか、無理であれば素直に謝罪するしかないでしょう。しかしそれでは社会人としての面目が保てないというモノです。なのでいっそコーヒーをもっとこぼしてシミを広げましょう。すると運良くシミが何かのカタチに見えてくるかもしれません。そこですかさず「ダビンチもビックリの天啓を受けました!」と作品を熱く語れば周囲の人もあなたの意外なアートセンスに言葉を失う事間違いなしです。



既に買った雑誌をまた買ってしまった時

 おでは慎重な性格ですが健忘症気味なのでこんな事はよくある事です。雑誌なら値段もそんなに高くないので諦めもつきますがハードカバーでやってしまった時はさすがに己を呪います。

 こんな時は、すかさず売ってしまうのが普通です。しかし、月刊誌や週刊誌なんか売ったところでフィリックスガム代くらいにしかなりません。そこで、おもむろに筆記用具を鷲掴み、その雑誌或いは書籍に新たな一文をどんどん加え写真や挿絵も原型を留めないほどに改造し自分色にインスパイアしてみようじゃないですか。己のドジでゴミになりかけていた1冊の本がこの世に一つしかないメモリアルブックに生まれ変わるのですからケガの功名というモノです。



相手の名前を間違えて呼んでいたことに、後から気づいた時

 これまた人の顔と名前を覚えるのが苦手なおでにはよくある事です。間違えて呼ぶくらいならまだかわいい方で大抵の場合最初の一文字すら出てきません。

 こんな時は気付いたら即「すいません、似た名前の友人がいるので混同してしまって・・・」などと詫びるしかないでしょうね。それでも気まずさは拭えませんが。ならばいっその事その人だけでなく周りの人全ての名前を間違えて呼んでみるのも一つのテかもしれません。これにより、名前を間違えられた人も「おでだけじゃないんだ・・・・・一人じゃないんだ!」と涙ぐみそれを見ていた周りの人も「そうさ、キミは一人じゃな〜い〜のさ〜」とミュージカルの輪が広がってみんなに夢と感動を与えることができれば大成功です。



乗った車両が目的地に行く途中で切り離される車両だと気付いた時

 普段滅多に公共の乗り物を使わないおではこういう事には特に慎重になるのでこんな局面を迎えた事はありません。

 そういう場合気付いた時点ですぐに車両を移ればいいのではないかと思いますが、よくよく考えてみるとこれはまたとないチャンスのような気もします。是非、慌てて車両を移ったりしないで切り離されるギリギリまで待ち、切り離しが始まるや鬼気迫る様相で別の車両に飛び移り死に物狂いで車両にしがみついたまま目的地を目指してみましょう。もしも途中、悪者が襲ってきたら十中八九あなたはスティーブン・セガールです。



高速の料金所やパーキングで、お金のやり取りに「あと一伸び」が必要な時

 自慢じゃないですが、運転にはちょっと自信があるのでこんな凡ミスは100%ないです。でも、やってる人は時々見ますね。

 大事なのは無理をせず「届かない」と判断した時点ですぐに対応を切り替える事じゃないでしょうか、その判断が早ければ早いほど後ろの人に迷惑をかける時間も短縮されます。それでもその赤っ恥を許せない時は、潤んだ瞳で料金所のオジサンを見つめ両手を伸ばし「おお、ジュリエット!僕の愛しい人!どうしてキミはジュリエットなんだ!」とありったけの大声で叫んでみてはいかがでしょうか。運がよければ無言でゲートを開けてもらえるかもしれません。



さりげなく文章に仕込まれたアフィリエイトのリンクを踏んでしまった時

 2chやUG系のサイトではリンクが張られているからといって何でもかんでもポチしないのが常識ですが、一般のサイトだとつい油断してやってしまいます。内容の濃いサイトなら「まあ、仕方ないか」と苦笑いして終わりますが、あきらかに金儲けだけが目的のサイトの見せ掛けリンクに騙されると腹が立ちます。貴様に儲けさせてやる金などビタ一文もないわ!と思います。

 こんな時はそのアフィリエイトリンクを逆に何度も連続でクリックしてやりましょう。タブブラウザを使うととても効率がいいです。あわよくば不正クリックと判断されて報酬がパアになるやもしれません。それでもムカつきが収まらなければそのページにある全てのアフィリエイトリンクに突撃をかけてみるのもいいかもしれません。グーグルアドセンスなら高確率でアカウント停止、になるかもね!


言っておきますが、これらを本気で試して「どうしてくれるんだよ」などと文句を言ってくるようなシャレの通じない人は、嫌いですw
特に、アフィリエイトリンクのイタズラは善良な一般サイトでは絶対にしないでくださいw