ハムの違いがわかる人
皆さんこんにちハム。
ちょっと無理のある挨拶だがハム田にとってはそんな事は何の障害にもならないのです。
本日殿下に問いただしてみたトコロ、ハムの人のちんこの先の黄色いのはどうやらオシッコである事が判明しました。ハムの人、変な病気じゃなくてヨカツタですね。しかし、どうでしょうか。今一度ハムの人の詳細図を見ていただきたい。
ハムの人、足にオシッコかかってますよ。
さて、めでたく我が家の一員となったあさことたけしですが、ヤツら見たカンジほとんど同じ風体をしております。確実に違うところと言えばあさこはメスでたけしはオスだという事です。まあ、そうなんですが、どっちがオスかメスかなんてパッと見たカンジじゃまるでわかりません。
ハムスターの雌雄を見分け方は生殖器と肛門の感覚が狭い方がメスで間隔が開いている方がオス、と聞いたのでハム田は彼奴らをつまんでひっくり返してみたのですが、こいつらときたらひっくり返すとジタバタ暴れて肛門と生殖器を確認するどころの騒ぎじゃないし、名前を呼ぶのにいちいちひっくり返して肛門を確認するのもどうかと思うのですよ。
ほぼ半日ハムズを観察したハム田は段々あさことたけしの違いがわかってきました。
たけしに比べあさこの方が少しふっくらと丸みを帯びていて体格も一回りくらい大きく体毛の色が若干薄いようです。
たけしは好奇心旺盛でケージの中をチョコチョコ動き回ってるんだけど別に機敏なワケではなく、ただジタバタと派手に動き回っているだけでドコかトロ臭いです。好奇心が強いせいか人間の手もあまり怖がらず、人間の手からも食べ物を受け取ります。って言うかひっきりなしにエサをほおばっております。頬袋の中にエサを詰め込み過ぎてたまらないようにエサを掻き出し、またエサ箱に向かいます。たぶん、たけしはバカです。
対するあさこはあまり動きたがらずいつもケージの隅っこの回し車の下のあたりで寝ている。そこなら殿下の手も届かず安全だという事を、どうやらあさこは知っているようだ。あさこは警戒心が強く慎重な性格のようで一見動きが鈍そうなんだけれども機を見て敏に行動する、といったカンジで殿下の手による追撃も巧みにかわします。こいつはなかなか賢いです。エサも我々が見ている前ではほとんど食べようとしません。ケージに布をかぶせて暗くしている時にガサゴソと活発に動き回っているのは恐らくあさこだと思います。ただ、あさこは慎重なクセにケージの外の世界に興味があるらしく、フタを開けてやると外に出たそうにします。たけしはすぐエサ箱の中に入りたがります。
最初は、こんなん絶対見分けつかねぇよって思っていたハム田もこのようにあさことたけしを即座に判別できるようになりました。心の中でたけしを『伊藤』、あさこを『丸大』と呼んでみましたが、伊藤はともかく丸大は呼びにくいです。
それも然ることながら、ハム田はこれまでに犬・鳥・フェレットは飼った事がありますが、ハムスターを飼うのは初めてなので、ハムスター飼育に関する正しい知識を身につけておいた方がいいだろう、とそう思いました。さっそくハムスターについて色々と調べてみます。
どうやら、ひまわりの種やナッツ類のように脂質の多いモノは主食ではなくおやつとして与えるのだという事がわかった。ハムスターは基本的に目の前に好物があるとそれが無くなるまで無尽蔵に食べ尽くす習性があるのでひまわりの種などのオヤツチックなものは時々お楽しみの時間ですよ〜的にスキンシップを兼ねて人間の手から与えるようにし、エサ箱には入れない方がよいらしい。
現在あさことたけしに与えているペットショップで買ったハムスター用のバランスフード(色んなエサが混ざって入ってる)はひまわりの種の比率が8割くらいあるように見える。
たしかに他の穀物っぽい種などには見向きもせずにひまわりの種ばかりを食っているような形跡が窺える。これは早急にエサを変える必要があるようだ。何がバランスフードだコノヤロウ
そしてハム田はこんな一文も発見した。
【ハムスターとはじめてのスキンシップ】
ペットショップなどから、家にきたとき、ハムスターは、
不安でいっぱいなのです。
しかも、臆病で、怖がりやさんなので、
ものすごく警戒しています。
いきなり、抱きしめたり、遊んだりすると、
ストレスを増幅させるだけで、
心身ともによくありません。
はじめての日から、3日ぐらいは、
えさや水を与えるだけにして、
見守るだけにしましょう。
4日目ぐらいだと、ケージの環境に、
なれてきているはずです。
この頃から、指のにおいをかがせて、名前を呼んでやります。
好物の食べ物を、手渡しで与えるのも、よいでしょう。
手を近づける、ポイントとして、前からゆっくりと近づけます。
いきなり、近づけると、驚いて、
かみつかれますので、注意しましょう。
少しづつ、ステップアップしながら、慣れさせることは、
ハムスターに対して、
愛情を含んだ思いやりだと思います。
もう遅い。