一皮むけたハム

本日は、週に一度のケージの大掃除の日です。

大体いつもケージの掃除が終わると軽く22時半を過ぎております。さすがにその時間から文章や絵を書く気にはなれないので、ケージの掃除の後は別口で運営しているネタ投稿サイトのデータ集積作業を済ませてデータベースを更新しておこう。と、そんな予定を立てておりました。
今週は色々と用事が詰まってて忙しいのでブログの更新は週末くらいになるかな、と思ったのは昨日の事なのにもう書いてる自分が腹立たしい、なんだかんだ言ってブログを書いてばかりでコラージュがちっとも仕上がらない自分が腹立たしい。あと、ちょっと頭を使うたびに腹が減って冷蔵庫の前をウロつく自分が腹立たしい。何もないってわかってるのに探してしまう自分が花咲か爺

そう、本来なら他にしなければならない事があったのですが、しかし、だがしかし。


これは書かずにはいられない。これを書かずして赤飯が炊けるだろうか。

幸運にもキャメラに収めた衝撃の瞬間は、言わばドキュメンタリーの女神からハム田に届いた赤紙のようだ。


結論から述べましょう。


なんと、たけしが


と、ここでコーヒーが空になってしまったので、コーヒーを淹れ一服します。やっぱり、結論は最後に取っておくのがモノの順序のような気がしてきました。

こうした、読む側をちょっとイラッとさせるテクニックが有効なのはオチがあまりにも衝撃的な場合に限りますが無論ハム田にはそんな器量はありません。ただ何となくイラッとさせてみたかっただけです。



さて、先日のハム田日記にも記述したように、目下ケージの掃除タイムと言えばたけしとあさこに御世継ぎを設けていただくボーナスステージでもある。

しかし、残念ながら大掃除となるとハム田は風呂場で分解したケージをざぶざぶ洗ったり拭いたり乾かしたりと大忙しなので、その間の彼らの攻防を息を殺して見守る事はできない。できないが、大抵の場合、ハム田が乾かしたケージを持って戻ってくる頃にはたけしはすっかり自分の殻に閉じこもってピクリとも動かなくなっており、あさこはそれをいい事に安心しきって眠っているので、どのような攻防が繰り広げられたのかは概ね想像がつく。

今日もどうせそんなカンジだろう、と思いながら彼らの元に戻ってみると、実際そんなカンジだった。万に一つくらいは間違いが起こっててもいいんじゃないか、みたいな淡い期待があっただけに、ええ加減虚しいとわかっていながらも心のどこかでちょっぴり期待していただけに、今日もガクーである。

またダメだったか、とため息を吐きつつたけしのケージから組み立て始めるハム田。既に石化しているたけしはできるだけ早く救出してやらねばならない。彼らの別荘の横でせっせとたけしハウスを組み立てていたその時である。何やらいつもとは違う出来事が起こり始めたのだ。それはあさこの甲高い鳴き声である。
たかが鳴き声だが、普段はたけしが一旦石化してしまうともうあさこが鳴き声をあげるような出来事は決して起こらない。不審に思い別荘の中を覗き込んだハム田がそこに見たモノは。


なんと、たけしが石化を自力で回復し勇猛果敢にあさこを追い掛け回しているではないか。


しかも、速い。まるでたけしではない何かのように動きが鋭い。


たけし、かなり本気だ。そして、あろう事かあのあさこが押され気味だ。

たけし、ついにあさこを隅っこに追い詰めると両手でパンチをカマしてあさこを押し倒した。軽々とひっくり返るあさこ。
パンチって言うか、関取がうっちゃりをカマしてかよわい婦女子をなぎ払ったかのようだ。どっちにしても、たけちゃん、女の子にそれは反則だと思うな。
たけしはそのまま寝技に持ち込むつもりだ。『あんま男をナメてっとこういう目に遭うんだよ!』とでも言っているんだろうか。圧し掛かる巨体を前にあさこも必死の抵抗を見せている。まさかたけしがここまでやるとは思っていなかったのか、普段はフフンとばかりに軽く鼻先であしらっているあさこがかなり必死の様相だ。しかし、力とウェイトの差はあるが運動能力はやはりあさこの方が優れているので、軽く押さえ込む事はできない。暴れてどうにか体勢を立て直すあさこ。あさこが体勢を立て直した勢いでバランスを崩しひっくり返るたけし。いかに本気でも所詮はデブ、たけしはなかなか起き上がれない。


おおお、これは、ケージを組み立ててる場合じゃない!カメラ、カメラ。


メガネを探す波平のようにいそいそとカメラを取りに行くハム田。ハム田がカメラを手に戻ってくると、既に第1Rは終了していた。


ガックシ


やっぱりたけしはたけし以上のものにはなれなかったか・・・・。


そしてハム田はため息と共にまたケージを組み立て始める。が、しかし、ハム田の予想を裏切り、別荘の中では既に第2Rのゴングが鳴っていた。今日のたけしは、なかなか諦めが悪い。


これは、イケるかもしれん

釣られて興奮してきたハム田も、満を持してカメラを構えます。激しく動き回る二匹をカメラで追いながら世紀の瞬間を待ちます。

むむ、来るか?そろそろか?おや、この角度はちょっと暗いな。ライト、ライト。などとやっているうちにシャッターチャンスを逃します。

携帯のカメラは1回シャッターを切るたび撮影ライトが消えてしまうので、逃しまくります。相変わらず、使えないハム田。

そうしてハム田がモタモタしている間に何度もあと一歩のトコロまでいってはギリギリでかわされるたけし。それでも諦めないたけし。逃げるあさこ、追うたけし。スピード感と言い、際どいコーナリングと言い、まるで気の生えたチョロQみたいだ。本気のたけしは何かが違う。

おっと、ここでたけし、あさこを追いながらまさかの放尿!色んな意味で何かが違う!

嗚呼たけちゃん、これからナニしてやろうって婦女子の目の前でオシッコ垂れ流しはナシでしょ。行き急ぎ過ぎてる感アリアリじゃないか。ただの変質者じゃないか。いや、いいのか。彼ら動物だし。

その後もなりふり構わずあさこを追うたけし。追いながらポロポロとうんこを二つ三つひり落とすたけし。ムードも締まりもないたけし。いくら動物つったって、そりゃあ、あさこじゃなくても逃げるんじゃないかと。


とか、思ってる間に、ついにたけしがあさこを角に追い詰めて後ろから押さえ込んだ。押さえ込んだ、と思った瞬間。たけしはガクガクと激しく体を上下に揺さぶり始めたではないか!



や、やってるの?


http://www.osoreiri.net/blog/PA0_0019.JPGやってるやってるー!(ジミー大西のそれで)



と、揺れる巨体の背中が言っているかのようだ。なんだか、段々あさこがかわいそうになってきた。色んな意味で。


しかし、結合しているにしてはたけしの下で丸くなっているあさこの体勢は不自然なような気もする。この角度ではよく見えない。

それにしても、何と言うか、こういうのを人間は『ワンワンスタイル』と呼んだりするワケだが、このハムスターのワンワンスタイルは、体勢と言い動きと言い、あまりにも人間の後背位寄りだと思う。

なのでこの写真は、ちょっと露骨過ぎやしないか、と一瞬ためらったが、別に結合部が見えてるワケじゃないし、そもそも実際に結合してるのかどうかもわからないから別にかまいませんよね。

しかしこの直後、と言っても体を揺さぶり始めてからものの3〜4秒しか経過していないが、突如たけしはペタンと座り込み何やらちんこの辺りを労わりだした。

もし、本当に結合していたとして、この行動が行為が終わった事を意味するモノなら、これがまさに世に言う『みこすり半』だ。


この機にすかさず逃げ出すあさこ。たけしはしばらくの間己の局部を労わっていたが、また、思い立ったようにあさこを追い始めた。

やっぱり、未達成だったのか?

しかし、あさこは既にかなり消耗している。たけしも既に運動能力の限界を超えていると思われるのだが、全く衰える様子を見せない。交尾が、それほどまでにたけしを突き動かしているのか。そうだろうな、人間のオスだって若い時は交尾のためなら不可能を可能にしてしまうくらいだからね。

そうしてハム田の目の前で一匹のオスが今まさに不可能を可能にした


かのように見えた。


また、カクカクとやっている。やっているがしかし、ハム田には、入ってないように見えないでもない。



わからない。そう言えば、ハムスターの交尾なんて見た事ないんだ。これが正しい交尾なのか、ハム田にわかるわけがないんだ。


それにしても、今日のたけしはメゲずによく頑張った。と褒めてやりたい。やりたいが、やっぱりなんだかあさこがムゴいように思えて仕方ない。


たけしよ、頑張るのはいいけれども、もうちょっとクールに、そして、ケツの穴をキュッと締めていてほしかった。あと、膀胱も。



なんだか、今日のこれを見て、もうこの二匹の間にお世継ぎを設けさせようと頑張るのはヤメておいた方がいいかな、と思いました。
愛くるしいペット日記のハズが、いつの間にこんな方向性を持ってしまったのか、とにかくこのまま書き続ければ確実に万人がヒク事請け合いだ。


普段から締まりがなくだらしないたけしですが、ここ最近は暑さが本格的になったせいか更にだらしなく締まりがなく、いつもケージの床に肉を目一杯広げてだるーんと寝転がっています。

そこで、兼ねてより買おう買おうと思っていたハムスター用のひんやりプレートをネットで注文しました。品物よりも送料と代引き手数料の方が高かったですが、近隣の店は犬猫用品は何から何まで揃ってるのにハムスター用品なんかは本当に必要最低限のモノしか扱ってないので仕方ないです。

それが届くまでの間、夜中涼しい風が外から入ってくる時間帯までは熱気が外へ逃げるように扇風機を回す事にしました。ウチに一台しかない扇風機を、ハム以外誰もいない部屋で。こうして改めて文字にして書くと、なんか勿体ないような気がしてきました。

小学生の時、こくごのノー(ry


扇風機の風がそよそよと当たり始めると地べたで潰れていたカエル(たけし)がのそのそっと起きてきて滑車の中に寝そべりました。どうやら風が気持ちがいいようです。
あさこは風が当たるのが苦手なのか、隠れてしまいました。


たとえ素股だったとしても、オナニーの時よりは一回り大きくなった(not体型)ように見えるから、不思議だ。
http://www.osoreiri.net/blog/PA0_0021.JPGhttp://www.osoreiri.net/blog/PA0_0022.JPG