聖地巡礼(7)

なんか、チラホラと「絵、上手いんですね」みたいな感想が聞こえてくるんですが、あれれ?「おで、アーチストよ?クリエーターよ?」って今までしつこいくらい言ってきたような気がするんですが、もしかして、ネタだと思われてたんでしょうかね 笑

んー、でも言われてみればお笑いサイトで作ったのはコラージュばっかで、イラストはこんなのとか、こんなのしか描いてませんね 笑
いつもパソコンで描いてるからでしょうかね、言われみれば手書きの絵を公開したのは初めてのような気がします。

でも、いくらパソコンが使いこなせてもこれとかは絵がヘタじゃ描けねっす 笑


さ。と言うワケで、一応クリエーターだって自分で思っていたほど知られてなくてショッキング、みたいなトコから始めましょう。オトモダチから始めましょう。今夜、ロンゲラブ島で。



前回までのあらすじ:サルでもわかるYO!


わたるさんやぎんだいちさんを散々連れまわし座敷に戻ってきた殿下、母に向かって重大な出来事をご報告されます。

殿下「お母さん、俺、うんこしたで。」

なにぬ!?

「ちゃんと自分で拭いた?」


殿下「ううん」


ま、まさか・・・!?


恐る恐るぎんだいちさんの方をチラリ


ぎん「ええ、ああはい、拭きました。笑」


嗚呼、嗚呼!嗚呼!!


「すいません、すいません、ほんとスイマセン!」

いつもはちゃんと自分で拭いてるんですが、ぎんだいちさんが優しいから調子に乗って甘えたのだと思われます。頼むから甘える相手を間違えないでくれ

こういう場所で好き放題やってお母さんの傍に近寄ったらどうなるか、殿下はよく知っております。最初こそ「早く帰ろう〜」(わたるさんに貰ったパズルをやりたくて)とか言ってましたが、もうすっかりおでには寄り付きません。うるさいお母さんより優しいぎんだいちさんやわたるさんがいいに決まっておるのです。ぎんだいちさんに謝る母をよそにまたしても座敷の外へ脱走します。

柱にくくり付けたい。マジで。

もうこのくらいの年齢になってくるとそれ以外に大人しくさせる方法がないんですよね、実際。

やがて、脱走した殿下が店員に連れられて座敷に戻ってきます。

「すいません、他のお客様からクレームが出ておりますので・・・」


嗚呼、嗚呼


「すいません、すいません」

謝ってばっかだよ 笑
たしか、さふぅと東鳩とで魚民行った時も同じ事言われたんだ。デジャヴか、これは?
だからこういう場所には極力連れてきたくないんですけどね。

知らない人に迷惑がられてようやく観念したのか、殿下。わたるさんの脇に逃げ込みます。
わたるさん、気長に殿下をあやしてその場にとどまらせてくれております。親よりもよっぽど親らしいです。すいません、ほんと。



おで、ネット上ではいつも五反田くんの書いてる事が半分以上意味がわからなくて、ちょっと不安だったんですがね。これが世に言うジェネレーションギャップってヤツで実際に「ヘヘイ、おいら達が壊れてるんじゃないゼ?ウイローさんがババアだって事。ヌーディストビーチに流れ着いた残留日本兵って事。イカロスだって愛されちゃうよ?ワカル?オーケイ?包茎はむしろオマエら団塊の世代さ、おおっと〜、そんな旧式の銃剣をコッチに向けないで、向けないでペレストロイカ」みたいなカンジで言ってる事の100分の1も理解できなかったらどうしようかと思ったんですがね、幸いな事に思ったよりも普通の青年で、普通に会話が成り立ちました。ヨカッタですね 笑

むしろ23歳とは思えないくらいしっかりしてるし大人ですね。ちょっとニヤついているけど。

おでがもう5歳若けりゃ五反田くんに恋してますよ、たぶん。いいですね、彼。その5年で何が狂ったのかわかりませんが現在30歳であるおでは五反田くんを「めっちゃ子分にしてえ」と思ってます。笑

「五反田くんってネットだと半分以上言ってる事理解できないけど意外と普通でホッとしたよ。」

ゴタ「いやー、御庭とかのアレはわざとああいう演出でやってるんですよぅ、その方がね、こう親しみやすいかな、と思って」

いや、全然親しめない、あれは 笑

ゴタ「うそっ?」

わた「うんうん、俺も、バカにされてんのかな?って思った事ある」

ゴタ「マ、マジで〜!どっひゃ〜」

どっひゃ〜は言ってないな 笑

まあ、とにかく五反田くんはとてもカンジのいい青年ですよ。ちょっと前屈みではあるけど。

そんな五反田くんですが、残念ながらお別れの時間がやってきたようです。


ゴタ「あ、そろそろ終電の時間みたいなんで、すいません先に上がらせてもらいます」

とぎんだいちさんに告げる五反田くん。すぐさま立ち上がり五反田くんの分の勘定を始めるぎんだいちさん。


おおっ、おお〜!銭岡金策さんだ!


って感動してる場合じゃない。おでの分も、おでも分もしかと計算に入れてください!


「何か美味いモノ驕ってください 笑」というキャッチフレーズで横浜にやって来たワケですが、モノまで貰ってしかも殿下が迷惑かけまくってるのに、驕ってもらうワケにはいきませんよ!

ぎん「いや、それはダメです。そういう“しきたり”ですから」

在校生全員「しきたりですから!」


ゴタ「じゃあスイマセン、お先に失礼します。」


「お疲れっした!」と言いながらわたるさんと握手を交わす五反田くん。続いておでの前にも手が差し出されます。

あ、あ、あ、握手!

ついさっきまでライバル同士だった者同士ですら手と手を取り合った瞬間「お互い精一杯頑張ったじゃないか!」と変に友情が芽生えちゃったり微妙に分かり合えちゃったりする伝説のセレモニー!

握手!

6歳以上25歳未満の男子の手を握るなんて何年振りだろう。これが握らずにいられるものか。

ガシッ

ゴタ「お疲れっした」

おっ、五反田くんの手大きい。大きいしなんかベタベタしてる。

「五反田くん、なんか手がベタベタしてる」

別れ際に握手を求めてきた爽やかな青年に対してそりゃないだろうアンタ 笑

ゴタ「あ、さっきトイレ行ってきましたからね!」


ア、アレのベタベタか!? ←ちょっと喜んでる

そうして五反田くんはちょっとベタついてる手で全員と握手を交わし爽やかに去っていきました。

五反田くん、実に爽やかな青年です。ちょっと手がベタついてるけど。




くそう、今日こそフィニッシュと思ってたのに、ちょっと無理だったなぁ。というワケで、次回、いよいよクライマックス!かも 笑