最悪かつラッキーな出来事

今日は、最悪でしかも超ラッキーな出来事に見舞われました。

とにかくすごく蒸し暑いんですよここ2日くらい。
クールビズってほんと仕事の能率上がらないよな 笑

朝からずっとそんなカンジです。溶けてます。

そんなに暑いとは感じてないのに、普通にジッとしててもブワーって汗かいてるんですよね。額と首とかベッタベタしてんの。


でも閃いたんですよ。天才だから 笑


冷凍庫で凍らせてある保冷剤をパーカーのフードに何個か詰め込んでくるくるっと巻いて、風呂敷包みみたいに襟足に巻いちゃえば涼しいかも、と。


当然実行する人です、おでは 笑


しかしこれがマジで涼しくてね、なんだか汗もひいてくるんですよね。そう言えば、この首の後ろら辺にサーモスタットがあるって何かで見たような気がします。

そんで、「いいぞいいぞ〜。じゃあ仕事すんぞ〜」って机に向かった瞬間ですよ。なんか、右肩の後ろの辺りがイガイガってしたんですよ。

「え?」ってなりました。「イガイガって、何よ?心当たりナッシングよ」って思ってイガイガした辺りを手で触ってみると、服の中に何か硬い物体があるじゃないですか。

「何だコレ?」って指で摘んでコリコリしてみます。虫とかだったらヤだから結構強めにグリグリしてみます。何かわからないけど丸い木のビーズが3つくらい付いてるブローチみたいな感触です。

って思いながらコリコリしてるとフイにその物体がおでの指から逃れました。なんと、逃れました!

おでが放したんじゃなくて、明らかにモソッと動きましたよ!


「わー!何かおる!服の中になんかおる!イガッってした!コリコリが!何かおったのに動いた!どっか行った!おらんなった!」

みんながビックリするくらいの大声で騒ぎました。しかも支離滅裂です。
だって、そんなの絶対虫じゃん。虫に決まってるじゃん!

世の中で一番虫が嫌い。

「早く!見てくださいよ!服の中見てくださいよ!」

経理のおばちゃんに必死で訴えます。服一枚しか着てないから脱ぐワケにいかんのです。それに、自分で取りたくない。虫に触りたくない。笑

「イガイガってあんた、その保冷剤の角のチクチクじゃないが?笑」

違う!違う!コリコリって、何かいたもん、ホントに。あっホラ、ココ、ココ!

今度は右の肩甲骨の下の辺りで再度コリコリを捕捉しました。しかし、またしてもスルリ、と。

うわー!絶対虫や!早く見て!早く見て!

あんまりおでが騒ぐので、経理のおばちゃんが服の襟足を引っ張って中を覗きこんでくれます。

「あんた、下着の金具よ、ソレ」

違うって!肩甲骨の下に下着の金具なんかないし!金具動かないし!クソッどこ行きやがったチクショウ!

再び両手で背中をあちこちまさぐります。すると今度は真ん中ら辺の裾の辺りにコリコリを発見。

「ほら!コレですよ、コレ」

と服の裾を捲って裏返しておばちゃんに見せます。すると、



「ひぃっ!!あんたっ!」




え、何ですか、その悲鳴?ちょっと待ってよ、ねえ 笑


「蜂やんかソレ!」






一瞬時が止まりましたが、もうそっからはパニックですよ。ひたすら「わ〜!取って取って!早う取って〜!」って叫びながら走り回りました。走ってちゃ取れないのに何故走るのか自分でもわかりませんが、とにかく走りました。

まあ、どうにか経理のおばちゃんが取ってくれたんですが、床にポトリと落ちた蜂を見てビックリ。体長3〜4cmはあるでっかい蜂ですよ!

どうりで、木の玉みたいなコリコリが3つあったワケですよ。嗚呼、あいつをコリコリやってたのかよおで。ウゲッ、気持ち悪・・・

しかし、蜂くん。おでにコリコリされたせいかすっかり弱って苦しんでおります。取り合えずおばちゃんがティッシュで摘んで戦利品よろしく皆に見せて廻ってからトドメをさしました。

「あんた、なんか肩のトコ濡れちゅうで」

あ、最初にアイツを見つけてコリコリした辺りだ。って事は、蜂汁?

うう、キモい。早く脱ぎたいこの服。

「けんど、よう刺されんかったねえ。刺されてないかよ?」

「いや、刺されてな・・・・・」

ウソやん、こんだけドッキングしてて、しかもコリコリ攻撃しちゃったのに刺されてないハズがないよ!

「やっぱり刺されたかも・・・・・・・・・・・・・。いや、やっぱドコも痛くねっす。」


そんなこんなで生まれて初めて服の中に蜂が入りました。それも、そんなデカい蜂なのに、いつ入ったのか全然わかんないんですけどね。笑
その後もしばらく「まだ入ってるんじゃねぇか?おでの服の中に巣でも作ってんじゃねぇか?」って気になって全然仕事になりませんでしたよ。
とにかく最悪です。でも何故か刺されなかったという非常にラッキーなお話でした。まあ、俗に言う不幸中の幸いってヤツなんですけれども。


さて、話題は思いっきり変わりますが、


あんまりヒトには言ってませんが、おではあるNPO団体に所属しております。
主に環境保護などの活動をしている団体ですが、どうにも昔から『集団で』っていうのが苦手でして、会合とかにはほとんど参加してないので所属してるっていうのもアレな状態ではあるんですがね 笑

何て言うか、人間集団になるとちょっと変な意識持っちゃう人とかほんと多くてね、NPOだろうがNGOだろうが似たようなトコロがあるんじゃないかと思いますが、なんつーか「私達はこんなにも尊い事をやっているのよ!さあアナタも一緒に!いちにさん、ハイっ」みたいなカンジでガンガン押し付けてくるような部分が普通にあって、会合とか講演とかのお誘いとかもすっげえしつこかったりするんですよね。「行きます」って言うまで電話切らないゾウ、みたいな 笑
アレですよ、そういうトコはなんか宗教団体とかと大して変わらないな、って思っちゃって、何か特別な事でもない限りはついつい足が遠のいてしまいます。
ほんとに、目が一緒なんですよ。眼光に普通じゃない何かが満ち溢れてるの、確固たる何かが。普通の人なら何となくわかってくれるんじゃないかと思いますが。

まあ、そんなこんなで会誌を受け取ってる程度の所属具合なんで、あんまり「おで、チョー尊い事やってんだ」とか言わないようにしてるんですがね。笑

たぶん、その会誌か何かでチラッと見たのだと思いますが、世界と日本の今後の『食料事情』について書かれておりました。

現在、中国が未曾有の好景気なのは皆さんご存知かと思われます。その中国が今年、中国史上始まって以来初めて食料を他国から輸入したんですね。
元々中国は未開発の農村地帯の方が広大なお国柄で、農作物を輸出する事はあっても輸入する必要などない国だったワケです。
今年になって中国が食料を輸入したのには、まず自然災害による農作物の不作が一番の原因かと思われますが、経済の急成長に伴い食文化が欧米化してきているという事も原因の一つと考えられています。
まさに日本の高度経済成長時代のようなカンジですね。

ところがですよ。日本と中国には比べようのない決定的な違いが一つあります。

そう、人口です。

何を輸入するにしても、その量は日本のソレとはケタ違いになる事必至です。
いくら好景気と言っても中国にはまだまだ貧富の差という問題がありますし、まだこの先どうなるのかわかりませんが、来年も輸入をするのではないかという見方もされているようです。

このまま中国が日本のような輸入大国になってしまうと、世界中の輸出品のほとんどが中国に買い占められてしまう恐れも絶対ないとは言えないワケですよ。

じゃあ、国民の食料の約70%を輸入に頼っている日本はどうなるのか?
食料自給率24%と、どんな貧しい国よりも食料に貧窮している日本人は飢えてしまうのか?

別に日本への輸出がオールストップしてしまうワケじゃないので、100人に24人しか飯にありつけない、なんて事態にすぐになるワケではないですね。

ただ、品物不足で物価が恐ろしく上がる、という事が予想されます。そうなってしまったらもはや我々庶民は肉も野菜も高価過ぎて手を出せなくなるでしょうね。

あと、もう一つ懸念されているのが、石油ですね。
中国はこれからどんどん車社会になっていく事が予想されます。世界一の人口を誇る中国が日本の高度経済成長時代みたいに『隣近所で1台→一家に1台→一人に1台』みたいな事になったらもう地球の石油なんてアッと言う間に枯渇しちゃいますよ。

中国だけならまだいいですが、この経済効果でアジアが活性化して次にインドの近代化が進んだりしたら、一体どうなってしまうんでしょう 笑

何年も前から環境保護団体が訴えてきた『世界的食糧危機・エネルギー危機』が段々と現実味を帯びてきたようです。


それにしてもアレですよね。食料自給率24%で残りを輸入に頼っているという割には、日常生活の中ではあまりそれを実感できないですよね。スーパーの品物の80%くらいは『国産』って書いてあるもの。

何故かしら?笑



というワケで、これから先を見越して賢く生きたいなら、もうセレブか農夫になるしかないよ!地位を手に入れるか、自給自足で食物を手に入れるかだ!


と、今年イッパイで今までの自分にサヨナラして新しい生き方を見つけようとしてるハードゲイ、いや、ナイスガイに向けて 笑