スカルくん



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あっぷりけ

 

なんという昭和くさいセンテンスか。

お母さんがお洋服にアップリケをつけてくれると言っても正直お断りしたいという気持ちにさえなってくる。

ましてや平成生まれの少年が喜ぶとはとても思えない。

 

と言うか単に自分があっぷりけという妙な言葉に抵抗があるだけで世の中の大半の人はそんな事は感じていないのかもしれない。

 

あっぷりけという言葉から連想できるモノと言えば、クマちゃん(ファンシー)とか、うさぎちゃん(スーパーファンシー)とか、お星様(ヒロイズム)、はぁと(ショッキングピンク)などなど、どれもおでの趣味趣向に相反するモノばかり。ホソロシイ、ホソロシイよ、あっぷりけ。

 

そんなワケで、é³\肌の立たないアップリケを作り息子のズボンに縫いつけました。しかし「アップリケ」と口にするだけで既にチョットé³\肌気味なのでこれを『スカルくん』と呼ぶ事にします。

息子はスカルくんを大層気にå…\ったようで翌æ—\意気揚々とスカルくんズボンをはいて行きましたが、アッと言う間にスカルくんの存在を忘れてしまったようで帰ってæ\た時には早くもスカルくんは薄汚れ少々くたびれたご様子でした。

気の毒なスカルくんがあとどのくらいズボンにはりついていられるのか、洗濯したり裏返したりするたびいちいちドキドキしておるような次第です。