夏のセオリー

sisbla2008-07-31


朝の5時に待ち合わせして5時間かけて海水浴に行ってきました。

思えば、1ヶ月間の夏休みなんて16年ぶりくらいです。

厳密に言えば前の前の会社にいた時は夏に1ヶ月くらい休みを取れた事もありましたが単に忙しい時期に取り損ねた公休を消化させられてただけだし、如何に云十連休あったトコロで友達はみんな仕事で休みなのは自分一人、ポッチ一人。オマケに休みとは名ばかりで何かあったらすぐに会社に呼び出されるのでほとんど地元待機を余儀なくされているも同然でドコにも行けない夏休みでした。

何に制約されるでもなく自由気ままに過ごせる友達とも共通の1ヶ月間の夏休みをこの年齢にして体験できるなんて思ってもいませんでした。そしてこのトシになって夏休みの宿題をやってるなんて去年までは想像もしてませんでしたよ。

せっかく1ヶ月も休みがあるのだからやりたい事は山ほどあるのですが、飛び石的にPTAのラジオ体操やプール監視などの当番が入ってたり+宿題で結局思うように身動きが取れなかったりするような次第です。オマケに我々女性には月経という生理現象がありますのでね、特に海水浴などの場合は盆までの間で中途半端に点在する用事のある日と月経の予定日を差し引いて更に友達と予定を合わせてたら一体いつ行けばいいんだよ、というカンジです。本当に、夏のメンスほどウザイものはないです。
しかし、そんな日程的な難しさをどうにか掻い潜り、大人6名子供5名車3台で高知の西南端にある柏島を目指しました。

お子ちゃまの体力を気遣い適度に休憩を取りつつ柏島に到着したのは10時半頃、同じ時間に高知インターから高速に乗れば軽く彦根辺りまでは行けてるカンジです。高知県はかくも横に長いのだ。

そして柏島海水浴場で泳ぎ始めますが、ここは波がなく透明度が高くて熱帯魚が泳いでいるような美しい海ではあるもののどちらかと言えばダイビングスポット的な要素が高く砂浜のビーチとはちょっと違う。岩に貼り付いたフジツボで足を切る、ウニが足に刺さる、などなどお子様には少し過酷な環境だったっぽい。そのうえ、ふと気付けば我々が陣取っていた岸辺の日陰スペースに後からきた親子連れがレジャーシートを大きく広げチェアーまで並べて悠々と寛いでいたとうな次第で、まあ、陣取れる場所自体が少ないので致し方ありませんが、なんだか全体的にのんびりと海を楽しめる雰囲気ではないので午後から場所を移動することに。

柏島を出て今度は足摺岬方面へと向かうこと30〜40分で別のビーチへと到着します。

白くて細かい砂の砂浜が続く広いビーチ、青く透き通った遠浅の海、適度にスリリングな波。潮溜りにはお魚がわんさか泳いでいて小さいお子様から大人まで幅広くサポートできそうなカンジであります。

平日だったせいもあるかもしれませんが人もまばらでこれは超穴場じゃねぇのかもしかしてスゲー穴場を教えてもらっちゃったんじゃねぇのかコレ、と大興奮で満を持してパラソルとテントを組み立てたっぷり夕方5時まで泳ぎまくり、帰り支度を済ませたところで「あ、写真とか全然撮ってねーや」って事に気付くくらい遊びまくりました。
そして記念に一枚。

本当に、ブログ的には全然使えない人だなおで。と、この夏もう一度来ることがあったら、その時は美しいビーチがもっと伝わるような写真を撮ってきたいな、と。そんなふうに思いながら宿題とかしてます。